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今週の教えのことば 1月〜3月

2021.3.26

花は 天と地のおかげにより咲いている
どの花も凛として色鮮やかに美しい
動物は 弱肉強食の世界で生きているが
余分なことはしないけじめをもっている
人だけが願いや慾という感情を持ち
けじめなく自己自我に固執して生きている
人が動物のようにけじめを持ち
花のように凛として生きてゆくには
自らを戒め 己を律してゆくしかない
人生にとってそれが課題でありやりがいでもある。

2021.3.15

人間として生まれ 人間として育ち
神仏の心を知り 精進の道を歩む
それが人間としてごく当たり前の姿
日常を 無駄なく 無理なく 精一杯の心で歩み
時を活かし 時と一体になり 時を消化し
自分でもなく 人でもなく
今必要とする役の中に自分を投じる
それが人間という肉体を持った者の本来の姿
それが「合理」ということ
その姿こそ人間としての美しさと思う
若さには若さの美しさがあり 老いては老いの美しさがある
人間は今汚れをつくらなければ みな美しいのである。

2021.3.5

今を生きて 動けることが仕合せ
動きにより 自分と共にこの世の時を味わい
そのよろこびを肌で感じてゆきましょう
時代の波に乗りながら
すべてに楽しく うれしく 良かったと
感謝してゆける自分になりましょう
この世は 本来楽しむところだから
勇気は すべての難を自ら砕き 浄め 整える
そのことを自覚し 一つひとつ身で味わってゆきましょう。

2021.2.26

人は皆 平等公平の中に生きている
ただし個々の特徴は
それまでの因縁によって育まれたもの
その因縁をしっかり知って
自尊自立(自律)の心で
尊い日々を活かし 感じて 味わい
自らの中に入れてゆきなさい
自らを知り 自らを敬い尊ぶところに
汚れ 苦は浄められてゆくものだから。

2021.2.15

一方的ではなく 自他共の安全を図るには
真にそった英智しかない
その英智をもとに日々実践してゆくことが
自身の安泰の生き方 大往生の生き方と思う
人に甘えず 人に感謝してゆこう
常に話し合い
「ごめんなさい」「ありがとう」
「すみません」「お願いします」
この言葉を心から言える 明るい素直な人でゆこう。

2021.2.3

自尊とは
自己を知り 自己の汚れ 醜さを取り払い
自らを愛おしく思えること
あたり前のことに素直にそって
自分を慈しみ育てる覚悟を持つこと
自分を悪い人にせぬよう 今という時と役に徹し
自分のことを自分で守ってあげること
その心を一人一人が持てば
神仏との縁を求めなくとも 神仏が下さり
この世は 助け合いの和やかな世界に変われる。

2021.1.22

神は 自然の理そのもの
人間の考える善い悪いではなく
理に照らしその人をつねに見ている
仏は 人間の心に光を与えてくれている
人間が神の示す理にそっていけるようにと
仏は 神の心をいただきこの世を卒業された方
仏の心には 慈悲 慈愛があふれている
その人がよくなるようにと
その人に合うように語ってくれている
人は素直にその言葉をいただき
まず自分を整えることだ
神は たとえ小さなことでも 小さく捉えず
その中から その人の誠意とまごころを見ていられる。

2021.1.15

人は 今ということに責任を持ってゆけばよい
今という時の中に
過去のひずみ 歪みを調整するチャンスがあるのだから
あとは この世で物事を通じ 楽しみ
人の心を見て学んでゆけばよい
それには まず肉体が持つ感情「気」を整理することです
人は 自己へのこだわり 屈辱 悲しみがそのつど尾を引いて
無条件に今にそってゆけないようですから
皆が今という役に責任を持ってゆけば
この世は素晴らしい調和ができるはず
決して人のせいにしないから
その時の失敗は 人はお互いに許し 助け合ってくれる
失敗した人には知恵を 助けた人には徳を
お互いがよいように 神は計ってくれているから…。

2021.1.4

生きるとは
心の泉(神仏の英智)を求めていくこと
心の泉は 常に新鮮で 清く
人との交わりの中から 自分を成長させてくれる
それが心の泉である
永遠に枯れることを知らない泉である。

人生を素朴に生きられたら最高
素朴とは
自己自我にとらわれず つくらず
自然を生かしてゆく 心の豊かさ。

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