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今週の教えのことば 7月〜9月

2020.9.17

人間は
自分を律するところに 自分を安定させることができる
そして自分の為に生きる道を見つけ 心安らかになる
そこには天から与えられた 時があり
死ねば時などない世界
時があるから 生きていると実感してゆける
時の中には 心の財がいっぱいかくれている
まるで宝石さがしのように
私は時を大切に扱い 時の中の自分の役に律してゆくだろう
もう大丈夫 すべて時のみに私を織り込んでゆくから
私という宝石を―――。

2020.9.11

まごころは
すべてを和ます
まごころは
今正しいことをやっていればいいのである
人の顔色を見るのでなく
今なにが大切で必要かを考え
我心なく 体当たりしてゆく
それがまごころ
まごころは すべてを明るく公平に見る
決して偏った情ではない。

2020.9.4

神仏は 過去を戒めないかわりに今を見る
そのところを心して
今 今 今と 今を活かすことに心を向けてゆく
それを仕合せという
仕合せを行っている時は
とまどったり 迷ったり 苦しんだりするものだ
ただし悩みはない それは前向きだからだ
悩みは自己主張の時 起きるものだから
仕合せが身につき 不安もおびえもなくなり
あたり前に動作が出来た時 はじめて天から幸せを頂く
これが天則である。

2020.8.28

物を活かすことが感謝である
物をいたわることが感謝である
人と円滑にゆくよう気を配ることが感謝である
それが自分の身の掃除であり整頓である
その心が今自分の中に芽生えた時
人は人間として成長してゆく
人・物・金に対して活かす心 敬う心があり
自分の生き方に責任をもって人をあてにせず
自分の特徴 取り柄を自然に生活の中に出して
人との和を重んじ 自ら先に立って人生を楽しんでゆく
それが本来の人間の生き方。

2020.8.20

信行とは(修業)
なんでもよくとれる自分をつくること
心行とは(修業)
なんでも心から行動できる
素直な計算のないそして貸し借りのない人になること
真行とは(精進)
今正しきことを心から行う人になること

2020.8.07

常に正しき生き方を心に置き そしてその正しきことを
自分の身で一つひとつ感じてゆく勇気があれば
たとえ失敗したとしても それは失敗ではなく
むしろ現実を肌で感じ知ったという得難い経験であり
たましいの中に智恵として永遠に記憶されてゆくのです
生きるということは
力を入れすぎず 力を抜きすぎず 今という時を大切にいただき
物事を正しく見て 正しく聞いて 正しく捉えてゆく
その積み重ねの中で
美しいものと出会い 心はずましてゆくものです
美しい出会いには 物金に恵まれなくても
今ある中で楽しむことができるのです
物を生かす温かさと感謝があれば
それがやさしさに変わってくるのです
やさしさは 人・物・金を生かし使いこなす
「礼と敬」から始まるのですから…。

2020.7.30

物事は その時々に合わせ
コツコツと慎重にあたってゆけばそつはない
それが時に合わせ 時を活かすことにつながる
その時に合ったことだけに神経を使ってゆけば
必ず 時を活かし 流れをつくるもの
たとえすぐに答えが出なくても
いずれ芽が出る種を育んでいるのだから。

良いものは良いと言える人になるといい
それが素直であり
現実にそっている自分ということだから。

2020.7.17

人間は日々の中で
自分の適性を知り 物事の適格性をみつけ
充実した生活を営む
それが仕合せという。

人は 頑張ってばかりでは自分が疲れる
それよりも 人に素直にお願いできる人になれば
身軽になれる
ただし相手を利用しようとする心はいけない
お願いは いつか返そうと思う 礼と敬の心。

2020.7.9

教えは
自ら日々の生活を楽しく行おうとする人の中にある
教えは
天にそって人との輪を求めてゆく温かさ やさしさのある人に
勇気と智恵を与えてくれるもの
「ありがとう」「すみません」「ごめんなさい」「おねがいします」
この四つの言葉を心から言えた時
もうその人は神仏の世界の心の人である
あとは天にまかせ 悪い種を蒔かないように自重し たしかめて
日常を楽しく 自分の取り柄を出し 人と仲良く助け合い
円滑な生活を営む努力をする
その姿に神仏は微笑み 見つめてくれるだろう
神仏の縁は まごころとやる気しかないから――。

2020.7.3

生きることにワクワクしてきた
自己自我を横に置き 自分を空にして
物事を素直に見 行ってゆくと
すべてが新鮮に感じられ ありがたい
時をいかすとは 時を知り 時を消化してゆくこと
これは決しておごるでなく
今と自分との織物の一部を知り
智恵を頂いたことへの感謝のこころ
そしてそれが観音様の言われた
「自分は時によって育てられている」ということだろう。

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