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マイ・フレンド2021 NO.76

『マイ・フレンドNO.76』
<目次>

マイ・フレンド会員の皆様へ
蓮華のひとりごと
教えの言葉 今生きているという自覚(2)―レオ先生との会話

・一、二、三と順にやらないと気が済まないが
・苦労した人ほど人の温かさを、そして人の悲しみを知る
・人を意識している時は本物じゃない
・やらなきゃいかんとなれば怖さはない
・神の流れは精密で厳格
・種をまいたら天と地が育てる
・相手を直そうとせず自分を変えればいい
・祈る心の言い方なら大らかになる
・これが本当の禅だ

これまでの各地の勉強会から

・お釈迦様のお話

自生会だよりを振り返って

ザ・ペパーミントのページ

読者のページ

・心に残るお伺いの言葉
・蓮華先生と私

コロナ禍で考えたこと

『聖ある生き方』を読みましょう

編集後記

蓮華のひとりごと より

こころよい生き方とは 時を活かし時にそうこと
その中に人・物・金がある
人がいて自分がいるのではない
人はあくまで 自分がいるから必要ということ
だから たとえどんな人でも 粗末に接することは出来ない
それが平凡ということ
平凡は すべてを平等に見られるところに感じられ
その時こそ のどかな心根が育つもの

人は 自分という小さな枠の中では
自分だけの思いの強い生き方になってしまう
それが肉体のクセというもの
人は 常に大勢の人と交わり その交わりの中から
改めて自分を見直す素直な心が必要
自分以外の人は どの人も自分を知らせ
自分を育ててくれているということです

教えの言葉(レオ先生との会話) より

質問者:
先ほど、相手に対して不満を持つ、そういう自分が嫌だから、自分がいけないと押さえようとするだけでは正しくないといわれましたが。そうすると、もっと相手というものを見ていくと。

レオ先生:
見放せばいい。自分の中から放す。切るんじゃないよ。自分の思いが強いってことだ。ちょっと冷静になって、ってことだけどね…

質問者:
要するに問題は、相手を見ていくとまた怒れたりして。

レオ先生:
相手は相手で責任取らせりゃいい。
あんたとしては、自分なりに精一杯、要するに悔いのないようにいえたかってこと。あとはまかせればいいんだよ。
「人事を尽くして天命を待つ」っていい言葉だよね。自分のいうことはいって、あとはまかせる。
植物を育てるのと一緒だよ。種をまく。種をまいたら誰が育てるの。よく蓮華がいう、天と地が育てる。自分は種をまいただけであって、育つのは自然だからね。

質問者:
自分が不平不満を持つ、そういう自分が嫌だからで終わってしまうんじゃなくて…

レオ先生:
持った自分を見る。何で不平不満をその人に持ったか。そのほうが楽だよね。相手を直そうとせず、自分を変えればいいことだからね。
あの人と私はとらえ方が違うんだと思えば、それはそれでもう終わるじゃないか。

終わればいいのに、何とか自分のほうにわからせたいと思うと怒れるんじゃないか。あとは神にまかせりゃいいんだよ。その人も生きていくんだから。自分も生きていくんだから。道理というのはそのためにあるんだから…
だから、怒れるってこと自体がね、まだ甘えがあるね。自分の心にけじめがないってこと。怒れない自分を作ればいい。それはどういうことかというとね、真理というね、真理を知れば、あっこれは関係ない、これは頂くと、こう区分けることができるようになる。真理というのは、それで見るんだね…

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