昭和51年、蓮華先生は教えの勉強会である「自生会」を始められ、最初は小人数であったが、次第に参加者が増え、浜松市を中心に、各地で蓮華先生の講話を中心とした勉強会が開催されるようになっている。
「自生会(じせいかい)」とは
毎日の生活を快適に過ごすには、どのような生き方をすればよいか。神の理を各個人が身で体験し、経験の中で「感情」(自分の思い、願い)を「情(こころ)」(恩情・温情・愛情)に消化する。神の理、即ち「心」を学び、身で感じてゆく集まり。
「自生会」の意味について
「自生」(自分を知ること)から始まり、「自成」(自分を成らすこと)となり、「自精」(欠点がなくなり、さらに精進していく姿)に進み、「自聖」(聖という神の世界に入っていく)に至る、という言葉で人間の歩む永遠の道のりが示されている。自生とはスタートの段階であるが、自分を守り大切にするために、人間は早くスタートにつかなければならない。
人間は何のために生きているのか。
まず、前世から引き継いできた自分というものを知ること。人間は正しくないことは律していかなければならない。自分というものを知ったら、自分を律し、そして生かしていく。自分を知らなければ生かすこともできない。白神様のいわれる「自知、即今」の教えである。
自生会とは、自分を律するための形を作るもと、つまり「法」を教えて頂く勉強の場といえる。